責任や信用に合わせて、コーディネイト

私は今年で41歳になりますが、20歳の頃と着ている服とブランドはほとんど変わっていません。

高校生の頃から、ファッションに興味があり、当時販売されていたファッション雑誌を何冊も読みあさったり、街で見かけたお洒落な人のコーディネイトを真似したりと、ファッションの研究に力を入れていました。

私はアメリカンカジュアル、いわゆるアメカジが好きで、ジーンズやボーダーシャツ、ポロシャツ、ブーツやスニーカーなど、季節に合わせてコーディネイトしていました。

今でもポロシャツやスニーカー、ジーンズなどを着ていますが、当時と決定的に違うのが、きれいに着ることを意識しています。

若い頃は、新品のきれいさが鼻に付き、わざとヨレたものを着たり、古着を買ったりしていましたが、今は違います。

やはり20年の間に、中身に若さやきれいさが減っている分を服で補わなくてはなりません。
また、大人になって家庭を持ち、社会的な責任や世間体など、当時は全く無縁だったものを背負うようになり、社会的信用を無くさないためにも、身嗜みには気を配らなくてはなりません。

小学校の授業参観や、会社の上司とのプライベートな食事会なども参加しなければならず、カジュアルなジャケットやワンピースやパンプスなども普段着の仲間入りを果たしています。

基本的にファッションは自分の好きなものを着るべきだと思いますが、年齢を重ねていき、社会的な責任や信用を得るに従い、周りから期待されるファッションも取り入れていかなければならないと思います。